
競技の種類について
エアライフル、スモールボアライフルともに三種類の射撃姿勢があり、立射(立った状態)、膝射(膝立ちの状態)、伏射(伏せた状態)があります。また撃つ弾の数も40発、60発、120発と複数種類があります。基本的にはある射撃姿勢を用いて制限時間以内に決められた数の弾を撃ち込みその点数を競います。
現在名大ライフル射撃部ではエアライフルを用いて10m先の標的を立射姿勢で撃つ種目がメインですが、弾の代わりに光線を用いたビームライフルやビームピストル、エアピストルの競技に出る人もいます。
エアライフル(AR)
空気の力を用いて鉛弾を発射する銃をエアライフル(AR)と言います。エアライフルには撃つごとに自分で空気を圧縮するポンプ銃と圧縮空気が溜まっているタンク(シリンダー)から空気供給を受けて弾を発射する圧縮銃の大きく分けて二種類があり現在は後者が主流となっています。この銃を用いた競技では10m先の標的を撃ちます。標的は10cm×10cmの的に直径5pほどの円の中心に直径0.5oの点が書いてあるものを使用します。

スモールボアライフル
火薬の燃焼ガスの力で鉛弾を発射する銃をスモールボアライフル(SBR、またはSB)と言います。仕組みはいわゆる普通の銃と全く同じです。この銃よりも大口径のラージボアライフル(LBR)を用いる競技も有りますが、日本の学生競技ではまず見ません。
